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항아리 hangari はんあり

韓国俳優キム・ミョンミンに関するインタビューや記事の日本語翻訳ライブラリー
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コツコツ翻訳

「読解力」と「要約力」、つまるところ「日本語力」

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近の韓国文学ブームはこれまでのK-POP、韓流ドラマなどのブームに
さらに広がりを見せるコンテンツとして注目を集めています。
小説をいくつか読みましたが、(主に日本語訳^^;;)
韓国小説の底流にあるテーマ、メッセージは韓国映画やドラマと同じように
今の韓国社会のうみであったり、世相を反映したもので
日本の文学に比べると、多少ジャンルの幅の狭さを感じますが、
ドラマや映画の熱量が熱いのと同じように「面白い」のです。

「82年生まれ、キム・ジヨン」は、82年に産まれた女性の典型的な韓国女性の人生
(家父長制社会で不平等に扱われるのが当たり前と思って生きてきた女性)を
リアル感たっぷりに描いたフィクション小説で韓国で100万部の大ヒットを記録しました。
この本を読んで涙した日本女性も多いのではないでしょうか。(日本ではすでに13万部越え更新中)
韓国社会と同じく、日本も家父長制社会制度によって戦後発展してきただけに、
あらゆる場所で男尊女卑に苦しみ、女性という理由だけで性差別を受け、
セクハラの被害に泣いた女性も多いでしょう。
今、韓国では女流作家さんが活発に続々とこういった小説を出版されています。

日本の小説は数多く韓国へ渡り、大型書店には必ず、日本小説コーナーが
広くスペースを確保していますが、日本での韓国小説はまだまだごく一部にすぎません。
西洋文学の翻訳家に比べ、圧倒的に数が少ないと思われる【個人的推察)韓日翻訳家さん達が
今、出版社が食指を伸ばしているこの時に、
できるだけ日本語に訳して世の中に韓国文学を広めていこうと努力されているようです。

置きが長くなりましたが
ここでコツコツ翻訳してきたこともあって、翻訳作業にはかなりの関心があります。(^^ゞ
しかしながら趣味でたらたらと訳しているのと、実際に原書を訳して出版するのとでは
雲泥の差があるだろうし、実際翻訳を生業にしている方の話を聞いてみたいと思い、
チェッコリの翻訳スクールを受講することにしました。
「チェッコリ翻訳スクール■出版翻訳入門コース」 ←こちらをクリックするとHPに飛びます。

全部で6回の講義なんですが
第1回を昨日受講してきました。
久し振りにいい刺激を受けた感じがします(^_-)-☆

「翻訳とは」
単に文句を置き換える作業ではない。
原書の著者が日本語ができたら、どんな風に書いただろうか、こんな風に書いたのではないか
という訳文を作ること。意訳とは違う。

なるほど。

単語ひとつひとつに囚われず、見出し語に引きずられない。
例えば가다 は辞書で引くと「行く」が先頭に出てくるが、これを見出し語と言う。
しかしながら、文章の中では「가다」の訳が常に「行く」になるとはならない。
たえとえば、○○へ向かう、○○へ戻る、○○へ進む という訳にもなる。
読み手は韓国語を知らないので、それを常に念頭に置かなければならない。

なるほど。

送り手が伝えたいメッセージを読み取り、それを自然な日本語として再構成する要約力
つまるところ、「日本語力」が必要だ。

・・・・・
とどめを刺されるとはこのこと。

しばし絶句。

わかっていたけど、厳しいよね。プロの世界・・・

ああ、やっぱり趣味の世界でいいか(笑)

でも授業は楽しかったですよ。
特に韓国の固有語の課題を出されて、これをなんと日本語に訳すか考えてみて
というのがあるんですが、絞っても絞っても出てこない(笑)

最後は日本語力だよなあ・・・

でもでもですね・・・
「送り手が日本語ができたらなんと言ってただろうか」
これはかなり自然にやってきたことかもしれません。
特に、ウリペウニムのインタビュー。
ミョンミンさんはどんな気持ちでこれを話してたんだろう、
そうやって自分がミョンミンさんになったつもりで(ある意味憑依?)
訳してきましたから(笑)ある意味得意分野^^


ま、ともかく、あと5回楽しんで参加したいと思います。
そういえば、先生は古川先生とおっしゃるんですが
ひろば語学院の市ヶ谷校でも教えてらっしゃるんだそうです。


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