topimage

2017-10

韓国ドラマ「トッケビ」小説 コツコツ翻訳22 神の質問 신의 질문 - 2017.09.23 Sat





のシーンはお気に入りです。
トックァの正体がここでバレて茶の間では「おおお~」とうなったと思いますが^^
この神様が憑依したトックァのセリフがねえ。。。もう名せりフ!
「운명은 내가 던지는 질문이다. 답은 그대들이 찾아라.」
ウンミョングン ネガ トンジヌン チルムニダ。タブン クデドゥリ チャジャラ」

「運命は私が投げた質問だ。答えは君たちが探しなさい」


いやいや。そうはいってもね。答えが見つからないから人間は皆悩むんでしょう~?

トックァ役のユク・ソンジェ君、いい演技してましたね☆かっちょよかったです☆

それにしても、<死神部>だって。部って組織になってるのね。あの世も!(笑)



P181
神の質問 신의 질문
時には店の中には客よりも鬼神が多い時もあった。サニーが店を空けて幸いだと思いながらウンタクは掃除をした。鬼神らは今日に限って自分たちだけでぺちゃくちゃうるさかった。すると一人の鬼神がウンタクに天界をかなり前から彷徨っている鬼神を紹介させてくれと言った。生きていて鬼神の紹介までされて会わなければならないのか、と無視していたが、その次の言葉に関心が少し湧いた。死神に会って避けたこともあるという話だった。自分も同じ経験があったから。
少女の鬼神があそこにいると指を指す前にその鬼神が店に入ってきた。死んだ当時に着ていた服は浅黒い血で染みていて、長い髪はもつれていた。その存在自体が奇怪だった。近づいてきた鬼神がウンタクに手を差しだした。





 「会えて嬉しい。お前があのトッケビの新婦か」
のっそりと挨拶をする彼の舌が墨汁に浸けておいたように真っ黒だった。黒い舌がむごたらしくて顔をそむけたかった。声もまた虫が体を這うように気分が悪かった。ウンタクはどうにかその鬼神の挨拶を受け、店のオープン時間を口実に鬼神らを追い出した。幸い早く出ていってというウンタクの言葉に鬼神らがあちこちへ散らばった。気分の悪い鬼神も形を消し、消えてしまった。鬼神がいた場所を見たウンタクは首を横に振った。
感じが良くなかった。

一日を終えて大学の時間表とアルバイトの時間表を合わせていたが昼に会った鬼神の奇怪な姿を思い出しウンタクは身震いした。わけもなくノートを音を出してめくっていて以前に書き写したトッケビの文章を見つけた。トックァが解釈してくれた恋文。これはこれで気分が悪くなり、ノートをぱっと伏せてしまった。
ノートを胸に抱いてウンタクは死神の部屋に向かった。トッケビが朝鮮時代に出会ったその初恋の人、恋文まで残したほどの初恋の人についてすべてを知らなければと思った。そうしようとすれば一人では無理で死神のおじさんが助っ人としては適任だった。しかし死神の部屋に死神だけがいたわけではなかった。このことが一番ばれてはまずいトッケビも一緒だった。
二人はビールを飲みながらサニーについて話をしていた。今日、死神はサニーにそんな風に隠してきた自分の正体をバラしてしまったところだった。死神は相当深刻だが、トッケビはどうせこのようになったのだから前世でももっと見て来いと言っていた。そのようにやりあっているところにウンタクがやってきたのだ。ウンタクがトッケビの部屋でもない死神の部屋のドアを叩いたのでトッケビとしては当然、いったい何の用かと疑問を抱くしかなかった。
ウンタクはトッケビを見てしゃっくりが出そうになった。ノートをすぐに後に隠して後でまたくると言ったが、トッケビの能力がもっと早かった。ウンタクが隠したノートが空中に浮かんでトッケビの手に入っていった。ウンタクが駆けつけてノートを取り戻そうとしてももう遅かった。
 「ちょっと離してよ!人のノート見るなんて!」
トッケビは上に手を上げたままノートを開いた。特別な内容はないようだったが見慣れた感じが現れた。自分の文句だった。
 「あ、なんで人のノートに俺の文が書いてあるんだ?なんだ、これは」
トッケビのがウンタクが書き写した文をちらつかせて問い詰めた。
勝手に人の文章を書き写したのでウンタクは謝らなければならない立場だった。しかしむっとした嫉妬が先だった。
P184
 「は~知らないふりして。恋文じゃない、恋文!ご本人が書かれた!」
恋文だという話に死神が近づいた。
 「恋文を書いたのか?」
 「書いたのよ。初恋の人に宛て。どれだけ大層な恋のお話しなのか裏話が気になって、ちょっと手伝ってもらおうと思ったの」
トッケビは呆れていた。初恋の人に恋文だとは。初恋の人は目の前にいるジ・ウンタクだった。ウンタクが受け取ったこともないのなら、彼が書いたものでもないということなのに、知らないうちに誤解だけが膨らんでいた。
 「すごく名文じゃない。そのように百年を生きてきたある日、日和がいいある日、ですって?」
 「これそういう内容じゃないけど」
 「そういう内容で合ってると思うんだけど。トックァさんが全部読んでくれたのに」
違和感を覚えたトッケビが動かしていた手を止めた。トックァがこの遺言状を解釈できるはずがなかった。今とは違う音価や意味を持った文字がいくつか混ざっていた。さらにトックァが言ってくれたという内容はトッケビが想ったことではあるが、どこにも記録していない彼ひとりだけが心に大切にしていた言葉だった。
死神がノートを受け取り読んだ。トッケビの言葉の通りそのような内容ではなかった。トッケビが死を願い神に書いた文だった。
二人ともそんな内容ではないと言い、さらにはトックァが読んだ内容はトッケビが頭の中で考えたことだと言い、面喰ってしまうウンタクだった。一体、どこから出てきた話なのか理解ができなかった。
死神が眉毛を上げた。
 「前の事なんだけど。お前車を数十台だめにした時、もしかしてトックァに俺が記憶の方面で助けることができると言ったか?」
 「いや」
 「ならやつはどうやって知って俺に有無を言わさず行こうと言ったのか?」
瞬間3人の頭の中で疑問符が浮かんだ。ウンタクの紅葉の葉を探してくれた人物も、トッケビと遠く離れて失踪したウンタクがスキー場にいると探し出したことも、トッケビの家を持って、死神と契約をしたこともすべてトックァだった。顔色が急に暗くなったトッケビと死神がお互い見つめ合った。トックァの存在はだいたい見当がついていた。


トックァが毎日、出席するように現れるクラブの中は心臓を鳴らすほどの大音響の音楽が鳴り響いていた
音楽も華やかに着飾った人々も、一緒に混ざって酒を飲む雰囲気も気が散った。その間を縫うように死神とトッケビがバーでひとり座っているトックァに近づいた。トックァは悠々自適にウイスキーを飲んでいた。
彼らの間に自然と混ざって神として居着いた瞬間が通り過ぎていった。特別な愛情もあり、もっと彼らのそばにいたかったが、見つかってしまったからこれ以上は難しかった。特にしばし憑依した世間知らずのトックァの顔がかなりイケメンで気に入っていたので残念だった。
 「とうとう来たか」
普段の言葉づかいとは異なり横柄な雰囲気を漂わせトックァが二人と会った。一瞬時空間がゆがみ騒々しい音楽も人々も停止した。ゆがんだ奇妙な空間の中で彼は酒の入ったグラスを持って余裕ありげに飲み干した。
 「どなたですか?初対面の挨拶でもしましょうか」
トッケビの問いにトックァが冷ややかな目つきで見た。トッケビと死神の耳もとに神を呼ぶ声がぐわんとうなっていた。七星様、天地神明様、どんな神様でもいいから助けてくれという人間の声。彼は全知全能の神だった。トッケビと死神が驚いて目をむいた。すぐ横で彼らの喜びと悲しみ、挫折と絶望まですべてを見守っていた神に対する恨みが生じた。
 「いったいなぜ!」
 「神は依然として聞いていないからと文句を言い、記憶を消した神の意志があるだろうとカマをかけ、」
P187
神が憑依したトックァの顔に嘲笑のような表情が浮かんだ
 「いつも聞いていた。死を断行するチャンスも与えた。しかしなぜまだ生きているのか?」
トッケビを見ながら言った神は死神に視線を向けた。
 「記憶を消したことはない。自ら記憶を消す選択をしただけだ。それにも関わらず神の計画のようでもミス
のようでもあるだと?神はただ質問をするだけの者だ」
彼らが望み聞きたかった神の答えはこうだった。死を望んだトッケビはさらに死を望まなかったし、死んで忘却の茶を飲み干した死神はすでに記憶を取り戻すことを望んだ。神は彼らこそ自分の勝手だと考えた。そのようなところに神はいないと恨めしく思っていた。
 「運命は私が投げた質問だ。答えは君たちが探しなさい」
では私はこれで、神は低い声で終わりを告げた。
彼らのそばから去るのだろう。どこでも聞けるだろうが、捕まえる暇もなく、トックァの体を数千匹の蝶が取り巻いた、羽音を立てた蝶でクラブの中は一杯になった。めまいがするほどの羽ばたきだった。数千匹の蝶で砕けたトックァの体がすぐにどすんと倒れた。
神が去ったトックァの体だった。倒れたトックァをトッケビが受け止めた。同時にゆがんで止まっていた時空間が再びまともに流れ始めた。トックァが倒れ転がったグラスが床に落ちて割れる音が明瞭だった。
P188

 「記憶を消したことはない。自ら記憶を消す選択をしただけ」
もうすぐ亡者が発生するある公園のベンチに座った死神は神が残した言葉をひたすら噛みしめていた。しばし憑依した神が去ったトックァは、ただ世間知らずの心優しい平凡な人間だった。なぜ彼のそばにとどまって行ったのか神の気持ちを理解する術がなかった。
後輩の死神が彼の横に来て座った。後輩もまたかなり心配な様子だった。前世の記憶を探し亡者と一緒に逃亡したというチャンハン洞キム使者事件のため<死神部>で行動綱領が下され死神らは落ち着かない雰囲気だと言った。
 「何と言って下されたのか」
 「お前たちが罪人であることを忘れるな」
綱領を伝え後輩はかなり気まずい表情で今月の亡者の名前が書かれた名簿一束を死神に差し出した。彼らは皆極悪無道だったし、その結果使者の仕事をしているということを直視しなければならなかった。綱領は答えをくれるものか、質問をくれるものなかわからないが、神の言葉に間違いはなかった。物思いにふけったまま死神は後輩が渡してくれた名簿を整理した。その中に知っている者の名前もあった。

 [柳信遇、八十一歳、丁酉年 壬寅月 庚辰日 十七時十分 心筋梗塞]

今日だった。3時間後に柳会長が死ぬという事実をトッケビに伝えようと思ったが、やりきれない思いで胸がチリチリした。この仕事は罪の代償に違いなかった。トッケビに長く仕えてきた柳会長だった。たぶん彼に仕えた多くの柳氏家門の人々がこのように生まれて死んで行くのだった。トッケビがすでに未来を見ていたと言ってもその悲しみの大きさは今も消えないことだろう。その悲しみはもはや見当つかないが今回の死にはウンタクが彼のそばにいて不幸中の幸いだった。

冬の日が短かった。薄暗くなった机の前にトッケビは座っていた。彼は筆をきちんと立てて丁寧に文字を書いていった。

 この世でのすべての瞬間が善良だった者、ここに眠る。柳信遇

P190
柳信遇という名前の真ん中に涙が落ちた。彼の先祖たちと並んでカナダの広い平原の上にこの墓碑銘が刻まれた墓碑が建てられるだろう。彼の死を抱きトッケビは依然として生きていた。他の者たちと異なり、彼の生は終わりなくひたすら続いていた。続く線がとても長く誰かが死ぬたびに彼は悲しみにつまずき倒れた。
窓の上にポトリと雨が落ち始めた。邸宅の大きな窓ガラスにも雨のしずくが落ちた。雨音と共にかすかな泣き声が漏れ聞こえた。近くをうろうろしていたウンタクは悲痛な声に立ちどまった。黒い喪服を着たトックァが胸に手を置いた。彼の泣き声が悲しく響いた。
雨は3日間降り続いた。夜がだんだん暗くなってウンタクはトッケビの部屋のドアを開けて入った。長身の彼がとても小さい子供になりうずくまったまま悲しみを持て余し泣いていた。静かに近づきウンタクが彼を大きく抱いた。
 「こういうことなのね。不滅って」
母が去った時ウンタクもすごく泣いた。その1度の別れだけでもウンタクは依然として耐えられないほど悲しい時があった。悲しみに浸り弱くなったおじさんの背には何度の別れが積もっているのか、ウンタクは数えることもできず悲しかった。カナダの平原の上に立っていた彼の後ろ姿が、何も知らなかったウンタクでさえ寂しく見えた。ただ眺めるだけだった彼の背中を今は抱きしめることができて幸いだった。彼の不滅の生が罰ではなく褒美だと言ったが、人生を生きながら感じる悲しみと苦痛をウンタクは最大限分かち合いたいと思った。おじさんが自分にそうしてくれたように。
 「柳会長がしょっちゅう振り返ってみるかもね。本当に気を使わせるお人だなって。だから・・・残された人はまた一生懸命生きなくちゃ。たまに泣くのはいいけど、またたくさん笑って、たくましく、それが会長から受けた愛に対する礼儀でしょ」
しゃくりあげる背中が次第に静まっていった。大きくて明るい目に涙があふれていた。トッケビは頭を上げてウンタクを見てはその慰めに感謝し弱弱しく笑みを浮かべた。
 「暖かいもの何か食べる?」
 「いや、トックァ・・・連れてきて一緒に食べるよ」
やっと口を開いたトッケビをウンタクは暖かく包んだ。もう一度彼の背中をぎゅっと抱きしめた。

葬儀を終えてボロボロになったトックァをトッケビが家に連れてきた。いつも明るかったトックァだが歩みに力がひとつもなかった。トッケビに脇を抱えられてやっとふらふら歩いて家に入ってくるとまた違う思い出が押し寄せて泣き始めた。トックァはトッケビの胸で再び思いっきり涙を流した。準備をしても後悔するだけであることが死であるので、準備してなかった死にはいつもさらなる後悔が付きまとうものだった。おじいさんに申し訳ない、どうしようと泣くトックァをトッケビがいつもよりも優しいおじさんになって慰めてくれた。
ひとしきり泣き元気を取り戻せないでいるトックァが夜になると食卓に座って邸宅の銀食器と蝋燭台を取り出し布きれで丁寧に磨いた。もう柳会長がいないので邸宅を世話する仕事はそのままトックァの役目になった。食器を拭くトックァを見守ろうと彼のそばにトッケビが座った。トッケビの目配せにトックァが説明するように言った。
 「おじいさんがずっと気を使うと思って。知ってるでしょ。うちのおじいさんの性格」
 「知ってるさ」
 「会社はキム秘書がCEOに就任したよ。おじいさんが準備して行かれたって。良かった。どっちにしろ僕はまだ準備もできていないんだし」
 「そうか」
 「一から仕事を学ぶよ。それがおじいさんが望んでいたことでもあるからさ」
そのようにトックァも成長した。トッケビの目頭が熱くなった。トックァの目にまだ消えない悲しみが残っていた。
 「囲碁も習うよ。それでおじさんのお兄さんに、お父さんに、おじいさんになるから。うちのおじいさんみたいに」
 「そうか」


(つづく)

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

イ・スンジェ先生リスペクト・プロジェクト本編映像♪(解説) «  | BLOG TOP |  » イ・スンジェ先輩 リスペクト プロジェクト♡予告編動画

어서 오세요

V,I,P, 2017 8月24日大公開!

キム・ミョンミンさんへのファンレター宛先

☆ファンレターはこちらへ☆

KMM with Heart200

(우)135-889 서울특별시 강남구
도산대로17길 19
(신사동 543-11) 온암빌딩 302호
MM ENTERTAINMENT 김명민님
ソウル市江南区島山大路17通19
(新沙洞543-11)温岩ビル302号
MMエンターテインメント
キム・ミョンミン様

プロフィール

SAMTA

Author:SAMTA
横浜在住
韓国ドラマ・映画好き
韓国俳優キム・ミョンミンさんの
カンマエに嵌ったのが2009年5月。
それからミョンミン道一筋です☆
韓国語、韓国料理など韓国文化全般に
興味があります。☆

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

最新記事

最新コメント

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリ

はじめてのご挨拶 (1)
김명민 キム・ミョンミン (277)
インタビュー翻訳 (5)
朝鮮名探偵3 (7)
물괴 物の怪 (3)
V.I.P (60)
하루;一日 A Day (41)
특별수사: 사형수의 편지;特別捜査:死刑囚の手紙 (72)
판도라;パンドラ (29)
조선명탐정2;朝鮮名探偵~消えた日雇いの娘~ (58)
히말라야ヒマラヤ (10)
간첩 カンチョップ(スパイ) (53)
연가시:ヨンガシ (86)
페이스메이커:ペースメーカー (116)
명탐정;朝鮮名探偵トリカブトの秘密 (84)
파괴사破壊された男 (77)
내사곁 私の愛 私のそばに (37)
소름 鳥肌 (6)
육룡이 나르샤 ;六龍が飛び立つ (337)
六龍が飛ぶ 人物紹介 (4)
六龍が飛ぶ 単語復習 (10)
六龍が飛ぶ あらすじ (44)
六龍が飛ぶ 鄭道傳の生涯wiki翻訳 (5)
개과천선:改過遷善 (184)
드라마의 제왕; ドラマの帝王 (172)
「ドラマの帝王」日本語字幕を楽しむ (18)
베바 ベートーベン・ウィルス (37)
거탑白い巨塔 (11)
불량가족不良家族 (13)
불멸不滅の李舜臣 (61)
꽃보다花よりも美しく (4)
ファンミ☆モイム (61)
「赤い糸伝説」청실 홍실 (51)
韓国料理☆한국 음식 (4)
韓国をたどる旅 (49)
韓国語 (14)
韓国映画・ドラマ (33)
ウリケースケ (6)
日常 (40)
その他 (62)
未分類 (0)
コツコツ翻訳 (29)

アーカイブでクラウド

もうひとつのつぶやき

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

FC2カウンター