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2017-05

#六龍が飛ぶ 37話 キム・ミョンミン、チョン・ミソンの奇抜な資本主義論争 - 2016.02.10 Wed

社会主義者

資本主義者

37話のこの二人の舌戦はほんとうに見ものでした。
が、いかんせんセリフが早いし難しいし、一度では聞き取れませんでしたが・・
この記事読んで納得です。

これで無名の役割がやっと明確になったかな。
でもそこまでして鄭道伝の計画を遮ろうという信念はいったいどこから生まれたのか。。。
単なる思想の違いなのにそこまで抵抗しなければならなくなったヨンヒャンの過去って・・・・
(二人が昔知り合いだったのはセリフでも描かれていましたが)

まだよくわからないなあ・・・・

「六龍が飛ぶ」、キム・ミョンミン、チョン・ミソンの議論が意味するもの
"信念のためです。人間は利を追い、時代は人間を追う。それが私たちの信念です。なのに、新しい国は利に対する人間の偉大な欲望を否定します。」今までSBS月火ドラマ<六龍が飛ぶ>で見てきたあらゆる対決もこれだけ先鋭だっただろうか。鄭道伝(キム・ミョンミン)と無名の首長であるヨンヒャン(チョン・ミソン)が行う舌戦は、彼らの異なる信念の対立を見せてくれた。
無名という名にふさわしく、この組織が追求することが何なのかは、この時代劇の最大の気がかりとなった。すでに朝鮮建国の歴史的事実は誰もが知っている事だろう。だから<六龍が飛ぶ>だけの新しい原動力とは、まさにこの無名と六龍がぶつかるその地点から出てくるようになる。鄭道伝とヨンヒャンの舌戦は、この二つの力が求めているところを明確に見せてくれた。


続きは下に。






ヨンヒャンは「人間の欲望」が偉大だと言う。しかし、鄭道伝は、その欲望というのが「高麗をこのような状況にした」と言う。 「人間の欲望」を見る二つの視点は、井田制の別の観点を作り出す。ヨンヒャンは、私田廃止が「より多くの土地を持っていたい人間の欲望を根源的に封鎖する」と主張している。それとともに「井田制は人の数で土地を分けて持ち、与えられた土地であるため一尺も広げることができなくなるだろう」と言う。しかし、鄭道伝は、「誰も自分の土地を一尺も広げることができないため、誰もが一尺の自分の土地を奪われなくなるだろう」と反論している。

ここで無名がどのような組織か明らかに示している。 「私有財産」を認めること、資本の蓄積を通した成功と成長を追求する組織。今でいえば「資本主義社会」について支持する組織である。最終的には社会を成長させるのはまさにその欲望からだという。彼らは自分たちが「土地は当然王のもの、国のものというのが当たり前だった、数百年前の荒れ地を開墾し、その土地は個人の所有とする政策を実施した」と明らかにした。その結果、「人々は自分の土地を欲しいという欲望に狂ったように荒地に走り自分で土地を耕したため農地は飛躍的に増加し、三韓の土地は以前に比べることができないほど豊かになった」と言った。欲望が道を作り、豊かさを達成したということだ。

しかし、この人間の欲望と私有財産を認めている資本主義の論理に鄭道伝は反発する。 「その豊さがどのようになったのか。誰が豊かになったか。最終的には全土の7割以上を権門世族と寺院が占め、民は錐一つ差し込む余地がないほど彼らの基盤から追い出され客土で飢え死ぬか犬、豚のような奴隷になってゆっくりと死んでいった。なのに偉大だと?利を追う欲望というものが?」鄭道伝が追求するのは、最終的に国が前に出て、その毒を作り出す人間の欲望を制御しなければならないというものである。彼はそれを「性理学的理想」として達成しようとする。

これは、今もなお結論が出ていない資本主義論争である。資本主義が貧富格差を増大し、二極化をあおることは今も続いている資本主義批判の根源的な要素だ。しかし、理想を追求し国家がすべてを制御しようとしていた社会主義国家が最終的には崩れてしまった現代史を思い浮かべてみると鄭道伝の論理があまりにも理想的であることを私たちはよく知っている。すなわち、彼の君子的な論理は間違ったところはないが、誰もがそのような君子になることは容易ではない理想ということだ。

無名という仮想の組織が実体を明らかにしながら<六龍が飛ぶ>の興味深い話の展開が目立つ。朝鮮建国の話を扱っているが、<六龍が飛ぶ>は、最終的には資本主義に接している「人間の欲望」をどのように見るべきかについて話をしているからである。鄭道伝が追求する理想は、私たちがすでに歴史の中で知っているように半分の成功で終わる。すなわち、朝鮮のシステムを構築するが、本人が思っていた理想社会は実現されていないということ。

彼が挫折していく物語を無名という組織を介して描き出しながら興味深いことに<六龍が飛ぶ>は次第にイ・バンウォン(ユ・アイン)の存在を前面に押し出している。 「人間の欲望」を話題として見たときイ・バンウォンは、最終的には鄭道伝と無名が対立する二つの視点の交差点と見ることができる。鄭道伝は、彼を抱こうとするがイ・バンウォンは、最終的に「爆豆」となる。すでにホン・インバン(チョン・ノミン)が予見していたその胸の中の「虫一匹」は、新たな朝鮮に自分の居場所がないことが分かりイ・バンウォンを暴走するようにする。ならばイ・バンウォンの後ろからちらりと見えるのはやはりこの無名という組織になる。

どれだけ奇抜な解釈か。高麗末朝鮮初期の朝鮮建国の話を扱っており、タイトルが掲げたように「六龍」という英雄叙事詩を描いているが、その話は今現在も、私たちが悩んでいる資本主義論争とぴったり合う。鄭道伝とイ・バンウォンをこのように再解釈するというのはかなりの哲学の観点がなければ不可能なことである。もしこのキム・ヨンヒョン、パク・サンヨン作家が<根の深い木>に続いて<六龍が飛ぶ>と連作シリーズを出す場合は、この無名という組織の歴史介入として、続けて興味深い歴史の再解釈が可能ではないか。作家としては信じられないほど野心的である。



まったく野心的です。
最初の鄭道伝の演説から、なんとなく現代の政治批判の臭いがプンプンしてはいましたが・・・
資本主義が生み出した貧富格差の拡大は世界的な問題ですものね。
だからといって社会主義国家がうまくいかないことは歴史が教えてくれていますし。

最終的にこのドラマはどんなメッセージを残してくれるのでしょうか・・・・


● COMMENT ●

SAMTAさん、あんみょんです♪

この37話のシーンは、言葉が分からないので(汗)長~いと思いながらも
重要な会話をしているのは感じていました。
今まで無名が何をしたいのか分からなかったのですが
「資本主義」や「性理学的理想」のお話・・・ここまで深いとは、作家さん凄すぎます(>_<)
もしドジョンが長生きしていたら、バンウォンとずっと仲良し(笑)だったら 現在は?韓国は?もっと違う世界になっていたのかも・・・
なんてちょっと考えてしまいました(^_-)

解説記事を読んだおかげで、六龍の面白さが増しました。
これからの無名・バンウォン・ドジョンの関係の変化等々展開がたのしみです!!

と~べんさん
そうなんですよ!私もね、このふたりの舌戦が始まったとたん
訳そうという気持ちをあっさり捨てました^^;;
単語はやたらむずかしいし、早口だし・・・(^^ゞ
で、この記事みつけて小躍りしましたです^^
深いですね~
作家さん。
セリフがわかったらもっと深く味わえるんでしょうけどね。
そこのところはKNTVの日本語字幕を楽しみにしつつ・・・

あ、バンウォンが鄭道伝を殺していなかったら・・・
韓国はどうなってたでしょうね。
そんな風に想像してみるのも歴史ドラマの面白さですね☆

ではでは今夜もポンバンサス~(^_-)-☆

無名と鄭道伝ーーーざくっというと資本主義と共産主義の対立的な~~?

現在の日本に暮らして、共産主義国がかなりの割合で失敗に終わっている、不幸な国になっているのを見ると、鄭道伝の理想が600年経っても理想でしかなかったのかな…と思います。
ただし資本主義の場合、ノブレス・オブリージュや正しい政治家がなく、私利私欲に走る権門家臣の集まりでは高麗時代と同じになってしまいますから…

歴史物でよくみる「王命を聞け~~!」の一言で、すべてが決定する王権政治も良いものとも思えません。難しいですね~~

無名の存在ーーー他のドラマ、例えば「夜を歩く士」でも朝鮮王朝を裏であやつる存在が出てきます。こちらのドラマの場合はそれが吸血鬼であるという・・・
私たち日本人には分かりませんが、韓国の人にとっては口承されてきた裏歴史なのかもしれませんね

そうですね。
三峰の思想は理想主義。
今の時代ではどう考えても無理な政策を押し切ろうとしたとしか思えず
逆に三峰のあの情熱知恵がいったいどこから出てきたのか・・・
考えれば考えるほど信じられません・・・
(そんな部分をもっと描いて欲しかったですね^^)

「ノブレス・オブリージュ」
おおお。むじゅかしいお言葉をご存じで・・・
つまり「位高ければ徳高きあれ」ということでしょうか。

このドラマのメインテーマは「国家はどうあるべきか」ということのようなので
国はどのような体制を持てばベストなのか
過去の歴史を紐解いて皆で考えてみましょう~
ということなんでしょうかね。

無名や密本。
歴史を牛耳ってるのは、実は貴族や両班ではなく、
「抗うことのできない大きな時代のうねりのようなものである」
そう言っているようにも感じるのですが。

ノブレス・オブリージュ
これ、韓国ドラマを見て覚えた言葉です(笑)
結構いろんなドラマによくでてきます。
ちゃんと浸透している言葉なんだなぁと・・・

ドラマを通じて、民本を今の政治にも思い出して欲しいというメッセージもありますよね♪♪

なるほど~
ドラマも勉強になりますね☆

ありがとうございます☆


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プロフィール

SAMTA

Author:SAMTA
横浜在住
韓国ドラマ・映画好き
韓国俳優キム・ミョンミンさんの
カンマエに嵌ったのが2009年5月。
それからミョンミン道一筋です☆
韓国語、韓国料理など韓国文化全般に
興味があります。☆

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