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韓国俳優キム・ミョンミンに関するインタビューや記事の日本語翻訳ライブラリー
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개과천선:改過遷善

改過遷善 キム・ミョンミンの過去精算、さあこれからだ。

あ、この記事は読めば読むほど辛いですねえ。

やはり・・・

すべて自分の責任だと思ってらっしゃるんですねえ・・・そうじゃないのに・・・


プライドと自負心に傷がついた・・・

ああ・・・・・

生放送みたいな撮影で思うように演技もできなかったでしょう。
でも見ている側は十分に名演技を楽しませてもらってますよ。

残り2話。今も不眠不休で撮影が続いているでしょうが
最後までがんばってください~!
エイエイオ~!!!

ソクジュ人間味の有無

イ・ドンヒョンの独り言
改過遷善 キム・ミョンミンの過去精算、さあこれからだ。

タイトルが全く気に入らなかった。改過遷善は、過ぎた日の間違いを治し、正しく善良になる、という意味だ。作品の内容並びに主人公のキャラクターとそれほど符号していないように感じたからだ。

「改過遷善」の主人公 キム・ソクジュ(キム・ミョンミン)は序盤、冷酷で情が欠ける弁護士ではあったが、悪人ではなかった。記憶喪失にかかった後、自分の過去を反省するようにはなるが、それほど悪を捨てて善を選択するとは思えなかったのだ。キム・ソクジュのキャラクターは好き嫌いの対象にはなるかもしれないが善悪を論じる性質のものではなかった。

さる2月「改過遷善」の出演可否を悩んでいたキム・ミョンミンと話を交わす機会があった。
キム・ミョンミンは、最後の出演作である「ドラマの帝王」終了以降、1年以上休暇を送っていたため、作品選択にかなり慎重を期していた。また7月から映画「朝鮮名探偵:日雇いの娘」への合流が予定されていた。これに先立ち出演する作品であるので出演可否はもちろんのこと、ジャンルとキャラクターなど悩む部分が多かった。

キム・ミョンミンが「改過遷善」に、魅力を感じたもっとも大きな理由は主人公キャラクターのドラマチックな変化にあった。劇中キム・ソクジュは人間味のない冷酷な人からかなり純粋な人物に変わる。キム・ミョンミンは両極端に立っている2つのキャラクターを一人の人物で見せることが出来る点で出演を決心するようになった。

これまでMBC「白い巨塔」のチャン・ジュニョク、MBC「ベートーベン・ウィルス」のカンマエ等、キム・ミョンミンを演技本座の隊列に押し上げたキャラクターはおおむね強烈で冷たかった。ソシオパス*を連想させるほどに完璧主義で自己中心的という共通点もあった。「ドラマの帝王」のエンソニーキムもやはりチャン・ジュニョクとカンマエの延長線上にあった。成功したキャラクターの踏襲だという感じを与えたせいか、結果はそれほど良くなかった。
*ソシオパス:反社会性パーソナリティ障害とは、他者の権利や感情を無神経に軽視するパーソナリティ障害である。モラルが欠如しており、人に対しては不誠実で、欺瞞に満ちた言動をする傾向がある。

キム・ミョンミンは過去成功したキャラクターから抜け出したかった。重たさもある程度軽くしたかった。それもそのはず「私の愛、私のそばに」のペク・ジョンウなど、映画でもキム・ミョンミンは徹底するほどに重たかった。時には自ら手におえないほどだった。そのような点で「改過遷善」のキム・ソクジュは意味のあるキャラクターだった。成功したキャラクターとしてスタートし正反対の姿を見せるためだった。過去清算を表現するには言うまでもなく明快だった。

筆者が「演技本座」キム・ミョンミンに演技に対するアドバイスをする立場ではないが、タイトルについては「心配だ」と話した。
一歩間違えると善と悪のありふれた区分と勧善懲悪などドラマの常套的な典型が予想されることもありえるからだった。
キム・ミョンミンは「善と悪ではない、人間味の有無でキム・ソクジュのキャラクター変化を見せようと思う。熟練を取り払い、新鮮さをアピールすることが演技のキーポイントになるだろう」と語った。

タイトルが変わったらと思ったが、「改過遷善」はそのまま放映された。キム・ミョンミンの演技はやはり名不虚伝だった。
百戦百勝のキム・ソクジュ弁護士の姿では、カンマエの香りが感じられた。キム・ミョンミンだけができる冷たくて自己中心的な完璧主義者キャラクターだった。成功した「キム・ミョンミン印」キャラクターを完璧に再現して見せた。これは過去清算のためのウォーミングアップでもあった。

記憶喪失症にかかったキム・ソクジュの姿でキム・ミョンミンは「演技本座」の真価を発揮した。自己中心的な冷たさが消え、どこかとてもぎこちない、少し足りない天才の姿を、適度に控えめに表現した。以前のどんなドラマや映画でも見ることができなかった、新しい「キム・ミョンミン印」のキャラクターだった。病気で入院中の父と対面する場面や、父のアルツハイマー闘病を知って嗚咽する場面は名場面として選んでもそん色なかった。

キム・ミョンミンの演技と存在感で「改過遷善」は名作ドラマにあがるのに十分だった。法律事務所と法廷、そして企業などを背景にひとつ間違えれば重たいジャンルのドラマにとどまることもありえた「改過遷善」は、キム・ミョンミンによってヒューマンドラマとしてバランスを確保できた。社会像に対するメッセージを飛び越え、人間愛にまでメッセージを伝達するようにした。
おかげで筆者もタイトルのぎこちなさは忘れて、ドラマに没頭していた。

キム・ソクジュがチャ・ヨンウ法律事務所を旅立ち「改過遷善」がクライマックスに向かって駆け上がろうとしていたころ、再び、キム・ミョンミンと話を交わした。彼はかなり大変そうだった。自ら背負ったたくさんの荷物が手に余るようだった。演技に臨む、厳しいほどに真面目な姿勢は常に彼にとって重たい荷物だった。彼は作品を終えるころにはうつ病になるほどにキャラクターに没頭した。「改過遷善」の多少不振な視聴率と早期終了などに対する主演俳優として責任感も肩を押し潰しているようだった。

キム・ミョンミンは「改過遷善」を選択しながら見せようとしたものについての主演俳優としての自責感も吐露した。「俳優としてプライドと自負心に傷がついた」とまで語った。やはり彼は演技に対してだけは自らに厳しかった。作品とキャラクターに厳しいほどに没頭したので自らに満足できなかったのだろう。自分が決めた基準に届かなかった不満と作品の外的要因での心残りが彼を責めるようにしたようだ。

去る11日、放送された11話でキム・ミョンミンのセリフが浮かんだ。「僕の過去が気に入らない。」 主義的な意味で近づいてきた。「改過遷善」を通して過去を飛び越える新しいイメージを作ろうとする誓いと感じられた。

さらに、キム・ミョンミンは次回作である映画「朝鮮名探偵:日雇いの娘」では限りなく軽くなるだろう。典型的であるキム・ミョンミン
印とは確然と区分されるキャラクターとして戻ってくることだろう。もしかするとキム・ソクジュはこのためのベース作りだったかもしれない。そのような意味でキム・ミョンミンの過去清算と新しさに対する挑戦はまさにこれからだ。


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