FC2ブログ

항아리 hangari はんあり

韓国俳優キム・ミョンミンに関するインタビューや記事の日本語翻訳ライブラリー
MENU
개과천선:改過遷善

『改過遷善』16回は終点ではなく、まだ始まったばかりの戦いの序幕



ャラリで監督版DVDの制作を求める声とともに、どのくらいオーダーがありそうか
数量をとりまとめる活動が始まってます。

ああ、もしかして、ベバのプレミアムDVDもこうやってできたのかなあ、と思ったりして。
それにしてもファンの力はすごいね。
需要があればつくれるもんね。

海外の人も仮注文できるみたいだけど・・・・
監督版ほしいなあ。
おまけも多そうだし(^_-)-☆

ところでそのギャラリで紹介されていた骨太レビューがありましたので
お借りして訳してみました。
韓国の方々のこのドラマに対する思いは、やはりこういうことだよね、と思います。


<改過遷善>キム・ソクジュ“人間的”改過遷善を通して告発された韓国社会の巨大な法律事務所権力の実態

そもそも企画された18回を満たしていないまま16回<改過遷善>が終わった。 16回、早期終映を堂々と示すように、ドラマは、急いで白頭グループ事件を終えたまま、中途半端に終わった。まるでシーズン制を繰り返す米国ドラマが、次回を期待するネタを投げて1シーズンを終えるように、16回で放映終了した<改過遷善>は、あえて放映終了というなら放映終了だが、すべて解くことができなかったことを考えてみると惜しいものは一つや二つではない。 <ゴールデンタイム>も、マニアたちがシーズン2を叫んでいたが、今回もやはりチェ・ヒラ作家は、マニアたちの口から自然にシーズン2がなくてはならない物足りなさの言葉を吐き捨てるようにする。しかし、<ゴールデンタイム>にも度々問題になった遅いチョクテボン(数枚の紙切れの台本)の問題が、今回の<改過遷善>でも、最終的に解決されないまま早期放映終了という事態の一因になっているのをみると、<改過遷善>のシーズン2を望むのは今回もマニアの欲だけで残る可能性が大きい。

<改過遷善>というタイトルらしく、劇中の主人公キム・ソクジュ(キム・ミョンミン)は、完全に改過遷善をし終えた。 16回の後半、チャ・ヨンウ法律事務所と投機資本ゴールドリッチ間のコネクションに関連する録音したファイルを受け取ったチャ・ヨンウ(キム・サンジュン)は一歩後退する。しかし代わりに、自分を脅迫したキム・ソクジュに最後の一撃を加えようとする。それは他でもない、自分の父との長年の対立をひきずった子供の頃のキム・ソクジュを突然変えてしまった人間への不信、まさにそれに触れようとしたことだ。そして、そのために白頭グループの会長を買収する。(ドラマではチャ・ヨンウが会長を買収しようとする場面は描かれてないけれど、拘置所の面会で会長が急に態度を急変されるシーンで想像がつく by samta) しかし、キム・ソクジュに、いつそんなことを言ったかというように、労働組合の経営参加についてとぼける会長に、キム・ソクジュは表情一つ変えず、裏金の文書を見せる。(ソクジュが会長の覚書を証拠写真として撮っていたので会長は、やはりソクジュには逆らえないと断念した模様 by samta) 「改過遷善」をしたキム・ソクジュはもはや子供の頃、父を裏切って母を傷つけた労働組合の人間に傷を受けた少年ではない。とても立派になったという友人パク・サンテ(オ・ジョンセ)の賞賛に、キム・ソクジュは、人は皆それぞれ違うと淡々と言い返す。

15回チャ・ヨンウ法律事務所の代表チャ・ヨンウは巨大法律事務所の弁護士が担う役割を「法律的な弁護」を超えた「ロビイスト」と定義する。お金が流れるところの先を行き、そのお金の流れを左右する、主導的な役割の作業だ。そしてまさにそのように先頭に立って、大企業の脱税をはじめ、プライバシーの問題、不法投棄資本とのコネクションまで拒まず、「設計者」として頭角を現していたキム・ソクジュが、自分を攻撃した暴漢によって頭を怪我して人が変わった。
実際には、ドラマ的蓋然性で言うと、事故により短期記憶喪失に陥って、そのため過去の自分の行動を反省し、「改過遷善」するという式の話の構造は、お粗末である。どうしてそのように破廉恥なほどの人間だった、大韓民国上位1%の弁護士キム・ソクジュが、ただ頭を負傷したという理由だけで、一日の内に良心的に変わらなければならないというのか。

<改過遷善>はその物語の構造のお粗末さを、ドラマが持っている韓国社会の現実をすくい上げることで、ドラマがしたい話を少し違って見せるようにする。
むしろ、荒唐無稽なキム・ソクジュの記憶喪失を通じた自己反省という設定は、実際に現実のキム・ソクジュのような人々からは期待できないことなのだから、ハプニングのようなドラマの中の話に耳を傾けるようになる。

そのようにキム・ソクジュが自己反省の過程で、<改過遷善>は、現在の巨大ローファームと呼ばれる勢力が、ただ豊かな者たちの法律的な利害関係に服務することを超えて、彼らが持っている法律的な知識と、彼らが集めた人的資源、資金などを通じて、積極的に大韓民国の冨の再創出に関与している姿を暴露する。そしてそのような冨の再創出のプロセスが、最初にケソン(テジン?)グループ事件から初めて、中小企業を相手にした違法為替商品売却、投機資本による白頭グループの経営権侵奪まで、違法であり不道徳な過程として一貫していることを見せてくれる。つまり、現在の「お金になる所なら決して拒まない、のではなく、「お金」のためなら喜んで自分よりも豊かではない人々のことを「不法」と便法を厭わずに「強奪」することを厭わない冨の生態系を赤裸々に告発する。

そして、視聴者たちは、まさに彼らが「キコ事件」、「オリエント証券事件」など、新聞紙上で見た事件の実像をドラマを通じて'「復習」しながら、そして同時に、ドラマで告発している我々社会の実状を再度不道徳な高官たちを通じて確認しながら、<改過遷善>の真価を確認して感動する。チャ・ヨンウが16回で告白するように、もっとお金を得ようとする目的、ひたすらその一つのために、「前官礼遇」という名目で常識以上のお金を稼いだ人が、翻然と首相候補に乗り出す世の中では、<改過遷善>というドラマが目指す「告発」の力はドラマ的感動になる。 (セウォル号事件の責任をとって辞任した首相が紆余曲折の末、つい最近、留任となった。 by samta)

ストイックな父が苦難を経験し、その過程で母が不慮の事件でけがをすると、弱者への憐憫を心に閉まったキム・ソクジュは頭をケガしながら、長い間閉じ込めてきた父との関係を回復し、彼は忘れていた「人間へ憐憫」を回復する。ただお金をよりたくさん得るか、裁判に勝つ勝敗の世界にいた彼が、自分がしたことが誰かにとっては、全生涯をかけた、あるいは命をかけた絶体絶命の事かもしれないことを悟り、悔恨の思いに浸る。(中小企業のある社長が為替商品事件の末に投身自殺を図った時、人が死ぬようなことではないと思った、とショックを受けた場面 by samta)

しかし、それは「千載一遇のチャンスで改過遷善」したキム・ソクジュの場合だけのことだ。最後まで老獪な目つきを緩めていないチャ・ヨンウも、勝負師の欲望で喜んでもう一人のキム・ソクジュになっていくチョン・ジウォン(ジン・イハン)も依然としてそこにいる。今日の巨大法律事務所の存在が我々社会に垂れこめた影のようだ。だから<改過遷善>の16回は、終点ではなく、まだ始まったばかりの戦いの序幕とも同じである。だから、今になって初めて、韓国社会を自分の手中に入れて自由に操るチャ・ヨンウ法律事務所と、キム・ソクジュに代弁される、にもかかわらず人間への憐憫を失わない一握りの良心的弁護士グループの戦いが始まるだろう16回のエンディングだ。まだまだ始まってもいない我々社会の「法律的」な戦いを期待してみようということだ。


該当の記事は見つかりませんでした。