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항아리 hangari はんあり

韓国俳優キム・ミョンミンに関するインタビューや記事の日本語翻訳ライブラリー
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コツコツ翻訳

#翻訳フェスティバル 行ってきました~♪

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が付けば、7月も下旬・・・
ブログをこんなにほったらかしにしたのも初めてかなあ・・・^^;;
選挙があったり、吉本の問題があったり←私には関係ない・・・
家のリビングの床張替え工事とかあって
なにかと忙しくしておりました。

て。
クオン(韓国書籍の翻訳・編集・出版社)主催の「翻訳フェスティバル」というイベントが四ツ谷の韓国文化院であり、先日翻訳コースでご一緒したお仲間と参加してきました。これが予想以上に楽しかったんですね。

いただいた冊子には
「翻訳フェスティバルは「翻訳」を軸に、言語の垣根を越えて、
海外文学の魅力を語り合うイベントです」

とあります。

第一部は翻訳家として第一線で活躍されている方々のトークショー。
英米文学、フランス文学、チェコ文学、そして韓国文学
普段はなかなか翻訳本って読む機会がないんですが
(最近は韓国文学を読み漁ってますけど)
お話しをお聞きしているうちに、新しい世界が開けたような気分でした。

第2部は「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」の表彰式と
選考段階での訳し方に対する考察など
とっても参考になるお話しがたくさんありました。

あ、それで当日の配布物の中に
「20世紀の名作年表」というのがあって
これが面白いんですよね~
年代別に 主な歴史的出来事の隣に、アメリカ・カナダ、イングランド・オーストラリア・ニュージーランド、
フランス、チェコ、韓国・朝鮮、日本
とその時代の名作のタイトルが並べられ、年表になっているんですが。
私は文学の世界には疎いですが
同じ時代の異なる文化から生まれた名作を読み比べる、というのも
なかなか面白いなあと思いました。

第1部でのお話しの中でやはり韓国文学の翻訳家第一人者である
斎藤真理子さんのお話しは印象的でした。
かいつまんで記したいと思います。
「翻訳本が出て初めて読者の反応を知って
その作品のすごさを知る、ということがある。

韓国文学は今、急速に面白くなってきている。
勢いが増して、今は民主化以降生まれた作家たちの作品、
若い世代の作品が多いが
植民地時代のものが今後たくさん出てくるだろう。
今の若い作家のオモニ、ハルモニの文学がこれから
出版されるはず。
知れば知るほど面白い。
(韓国映画みたいな?と聞かれて)
いえ、韓国ドラマみたいな濃くて熱い文学
濃厚でこれが韓国人だなと
ファミリードラマのすごいヤツ(笑) (←メチャクチャ読みたいわ^^)

(途中、詩についての話題となり)
「韓国は昔から詩は人気があり詩人も多い。
80年代は特に詩が多かったが、書物の検閲があったからだろう。
自分で自分のアンソロジー(詩集)を作る。
言葉に対するロマンがある国。

日本は詩の評価が低い。
ポエムと言われ、バカにする風潮がある
詩を薄笑う感じ。
いいことをすると偽善者となり
ロマンに対する照れなのか
エモーショナルなことに対する照れ
そんなものが日本人にはあるのではないか」

これにはかなり同感しました。
自分も含め、大人になりながら
感激したり感動したりすることを大げさに表現すると
他人から冷やかされる、というか。
だからストレートに熱く表現する韓国人にあこがれるのかもしれません。
それにしても「言葉にロマンがある国」っていい表現ですね。
なんとなくわかる気がします。


最近「文藝」の秋号が7月5日に発行され
韓国のフェミニズム文学の特集でしたが 文藝HPはこちら
あっという間に売り切れ、今三刷目。
文藝が1933年創刊以来初めての三刷だそうで。
(電車の中で読みたいけど分厚すぎて片手で持てない・・・それだけに
面白い短編がぎっしりつまってますのでぜひ皆さん読んでみて!)

「82年生まれ、キム・ジヨン」も日本で13万部発行。
このような時代に夢のような奇跡の話だと
第2部の総評で中沢けいさんがおっしゃってました。

そうですよ。
日韓、最悪の時代と言われてますけどね。
どこが?って言いたいです。

こんな風に日本ではますます盛り上がってるよって
韓国のチングたちに伝えたいです。


コツコツ翻訳

너에게 미쳤어.ノエゲ ミッチョッソ♪


손담비 미쳤어 ソン・ダムビ ミッチョッソ  Son Dam Bi's CRAZY

日でいよいよ平成が終わりますね・・・
新な令和の時代が幕をあける5月1日
なんだか今年2度目のお正月を迎えるような気分でもあり。
明日は日付が変わる瞬間、思わず、あけましておめでとう~
なんて言っちゃいそう(笑)

ところで、翻訳出版入門コースの第2回講座があったのですが
その中で、「너에게 미쳤어」の訳を1人5~7つ考える、
という楽しい課題がありました。
미쳤어ミッチョッソ という言葉は、미치다ミッチダの過去形で
日本語にそのまま訳すと「狂った」になりますね。

ところが、先生いわく、韓国の歌番組の字幕翻訳をやっていた時
「狂う」という言葉は放送禁止用語なので別の言葉に訳さなければならない
と言われたそうです。
なるほど。

しかし・・・KPOPお好きな方ならご存知と思いますが
歌詞にこの単語が出てこない歌はない、というぐらいよく使われる単語だそうで・・・・
確かにドラマみても良く出てきますよね。

미혔어 ミッチョッソ
미치겠어 ミッチゲッソ
미쳐버릴거같아 ミッチョボリルコガッタ

・・・・
先生はその時、歌詞のシチュエーションに合わせて使えるように
ミッチョッソの訳をたくさん考えてノートに整理したそうです!(^^)!

で、我々の授業でどんな訳が出てきたかというと
「君に夢中」
「君のとりこ」
「君にぞっこん」
「君しか見えない」
「もうどうにかなりそう」
「お前に惚れた」
「私の命」

だんだん昭和歌謡のようになってきました(笑)
「イカレル」←これは放送コードギリギリだそうです。

ははは
皆さん、どんな訳がいいですか?

このソン・ダムビさんのミッチョッソは2008年の歌のようですが
最近、77才のハラボジがKBSのど自慢で歌って大人気となり
その後ハルダムビ(ハラボジとダムビ)と言う名前でユーチューブの公式チャンネルにも
動画をアップしているそう^^こういうほほえましいミッチョッソならいいですけどね。
狂ったといえば、今韓国芸能界はユチョンの麻薬事件やら
何やらで本当におかしなことになってしまってます・・・

はこの方にミッチョッソ~♪
そろそろお顔見せてくれないと、マジで미치겠어(ミッチゲッソ・・・おかしくなりそう・・・)
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「規定できない作家になりたい」チョン・セラン #韓国文学

チョンセラン

リペウニムは、깜깜무소식 カmカmムソシギなので(まったく情報がない)
訳すものもなく・・・・寂しいわ。

ということだからではありませんが
韓国文学について記事を書いてみます。

韓国文学ブームが起きて、読まれた方も多いのではないかと思いますが
今読んでいる(翻訳本で^^;;)
チョン・セランさんの「フィフティ ピープル」
50人の主人公が出てくる、小さい話を集めた作品です。
最初は短編がいくつも並んでいるか、と思ったのですが
これがすべて、同じ地方の総合病院で起きたことなんですね。
ストーリーごとに人間関係が絡まっていて、絶妙に面白いです。

ということでチョン・セランさんの紹介記事を訳してみました。
長いです。
そんでもって記者さんが文学系だからか、やたらと言い回しが難しく
なに言いたいのかよ~わからん、というところもあり。
堅苦しいのでアレですけど。
ま、話題ということでひとつ。

ネトフリでドラマ化される、という「保健教師アン・ウンヨン」。エクソシストが出てくるらしく
楽しみだ~☆

「若い作家列伝(3)」本格文学・SF・ファンタジー縦横無尽に行き来する、
小説家チョン・セラン"韓国文学はあまりにも狭い。 私は規定できない作家になりたい。

2010年ファンタジー小説でデビュー、創批長編賞されながら活動半径拡大し
作品性はもう重量級... "保健教師アン·ウンヨン"はネットフリックスドラマに

小説家のチョン·セランは多様な文学的試みで注目されている。
- 韓国の作家はどうやって誕生するのか。 原石のような才能はどんな過程を経て,誰をも貪る宝石に鍛えられるのか。 84年生小説家チョン・セランの、作家としての立身過程はそんな疑問に対する一つの例示答案のようだ。

数回,ツイストとターンを経由して漸進的に知名度と力量を広げていった過程だったはずだが,その過程は新しくはない。だからと言ってその中に潜んだ作家の涙と熱望、ときめきと誇りを、手に取るようにじっくりと観察できるものではない。

こうも言ってみよう。 21世紀初の2010年代のチョン・セランの小説の一定した成功はどのようにジャンル文学作家がジャンル文学に排他的な中央文壇('中央'と'文壇'という表現がそれほど気に入ったわけでも、具体的に触れていく物理的実体であることでもないが、文学分野のある中心、重力を表現するのにこれだけ適当な用語もない)の各種のハードルを越えて文学の市民権を獲得しているかを示してくれていると。 後日,文学史家がそのような点を記録することになるかも知れないと。




長いので続きは下に。

コツコツ翻訳

「読解力」と「要約力」、つまるところ「日本語力」

K-bungaku.jpg


近の韓国文学ブームはこれまでのK-POP、韓流ドラマなどのブームに
さらに広がりを見せるコンテンツとして注目を集めています。
小説をいくつか読みましたが、(主に日本語訳^^;;)
韓国小説の底流にあるテーマ、メッセージは韓国映画やドラマと同じように
今の韓国社会のうみであったり、世相を反映したもので
日本の文学に比べると、多少ジャンルの幅の狭さを感じますが、
ドラマや映画の熱量が熱いのと同じように「面白い」のです。

「82年生まれ、キム・ジヨン」は、82年に産まれた女性の典型的な韓国女性の人生
(家父長制社会で不平等に扱われるのが当たり前と思って生きてきた女性)を
リアル感たっぷりに描いたフィクション小説で韓国で100万部の大ヒットを記録しました。
この本を読んで涙した日本女性も多いのではないでしょうか。(日本ではすでに13万部越え更新中)
韓国社会と同じく、日本も家父長制社会制度によって戦後発展してきただけに、
あらゆる場所で男尊女卑に苦しみ、女性という理由だけで性差別を受け、
セクハラの被害に泣いた女性も多いでしょう。
今、韓国では女流作家さんが活発に続々とこういった小説を出版されています。

日本の小説は数多く韓国へ渡り、大型書店には必ず、日本小説コーナーが
広くスペースを確保していますが、日本での韓国小説はまだまだごく一部にすぎません。
西洋文学の翻訳家に比べ、圧倒的に数が少ないと思われる【個人的推察)韓日翻訳家さん達が
今、出版社が食指を伸ばしているこの時に、
できるだけ日本語に訳して世の中に韓国文学を広めていこうと努力されているようです。

置きが長くなりましたが
ここでコツコツ翻訳してきたこともあって、翻訳作業にはかなりの関心があります。(^^ゞ
しかしながら趣味でたらたらと訳しているのと、実際に原書を訳して出版するのとでは
雲泥の差があるだろうし、実際翻訳を生業にしている方の話を聞いてみたいと思い、
チェッコリの翻訳スクールを受講することにしました。
「チェッコリ翻訳スクール■出版翻訳入門コース」 ←こちらをクリックするとHPに飛びます。

全部で6回の講義なんですが
第1回を昨日受講してきました。
久し振りにいい刺激を受けた感じがします(^_-)-☆

「翻訳とは」
単に文句を置き換える作業ではない。
原書の著者が日本語ができたら、どんな風に書いただろうか、こんな風に書いたのではないか
という訳文を作ること。意訳とは違う。

なるほど。

単語ひとつひとつに囚われず、見出し語に引きずられない。
例えば가다 は辞書で引くと「行く」が先頭に出てくるが、これを見出し語と言う。
しかしながら、文章の中では「가다」の訳が常に「行く」になるとはならない。
たえとえば、○○へ向かう、○○へ戻る、○○へ進む という訳にもなる。
読み手は韓国語を知らないので、それを常に念頭に置かなければならない。

なるほど。

送り手が伝えたいメッセージを読み取り、それを自然な日本語として再構成する要約力
つまるところ、「日本語力」が必要だ。

・・・・・
とどめを刺されるとはこのこと。

しばし絶句。

わかっていたけど、厳しいよね。プロの世界・・・

ああ、やっぱり趣味の世界でいいか(笑)

でも授業は楽しかったですよ。
特に韓国の固有語の課題を出されて、これをなんと日本語に訳すか考えてみて
というのがあるんですが、絞っても絞っても出てこない(笑)

最後は日本語力だよなあ・・・

でもでもですね・・・
「送り手が日本語ができたらなんと言ってただろうか」
これはかなり自然にやってきたことかもしれません。
特に、ウリペウニムのインタビュー。
ミョンミンさんはどんな気持ちでこれを話してたんだろう、
そうやって自分がミョンミンさんになったつもりで(ある意味憑依?)
訳してきましたから(笑)ある意味得意分野^^


ま、ともかく、あと5回楽しんで参加したいと思います。
そういえば、先生は古川先生とおっしゃるんですが
ひろば語学院の市ヶ谷校でも教えてらっしゃるんだそうです。


コツコツ翻訳

韓国ドラマ「トッケビ」小説 コツコツ翻訳33 見つけた、悲しい愛 찾았다, 슬픈 사랑(完)





年2月25日からスタートしたコツコツ翻訳。
まあ夏には終わるだろうと高をくくっていたのですが・・・
あれれ、予想以上に時間がかかりました。
読んでいただいていた方には申し訳ありません・・・

この本はいわば「トッケビ」解説本
ドラマだけ見ても十分素晴らしいドラマなのですが
本を読むとさらにその世界観が理解できる、作家の意図を読み取るのに
助けになります。
時間かかったけど訳してよかった~

またこんなドラマ、小説に出会えることを期待しつつ・・・
コツコツ翻訳ひとまず終了です。


P345
見つけた、悲しい愛 찾았다, 슬픈 사랑
チャジャッタ スルプン サラン


ウンタクが去ってから30年後。
死神に最後の名簿が出た。長い罰の終止符だった。長い間留まっていた邸宅で荷物を整理した後、死神は最後の名簿を開いて見た。

キム・ソン。考えてもみなかった名前に涙がにじんだ。便りは出さないと言ったのにこのように便りが来た。キム・ソンの名簿を握ったまま死神はリビングに出た。死神の最後の出勤を見送ろうとトッケビがリビングに出てきた。長く待つ間、死神がいてくれて、退屈ではなかった。


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