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항아리 hangari はんあり

韓国俳優キム・ミョンミンに関するインタビューや記事の日本語翻訳ライブラリー
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김명민 キム・ミョンミン

甘いチョコとほろ苦い手紙を、愛をこめて♪

20100214.png

いですね~
横浜は積もりませんでしたが少し雪が舞いました。

そして今週はバレンタイン

先週、ミョンミンさんにチョコレートをEMSで送りました。
旧正月で少し遅れて今日届いたようです。
よかった。ほっ

1月に演技大賞受賞のお祝いメッセージを送ろうと、久しぶりに手紙を書いたのですが
その時書ききれなかったことを
今回は思い切って書いちゃいました。

題して。
달콤한 밸런타인 초콜릿과 쓴맛의 편지를 함께..
甘ったるいバレンタインチョコと、苦い手紙を一緒に。。。^^;;;


ドラマで演技大賞をもらった瞬間、映画でもこのような瞬間が来たらいいな
とファンであれば誰もが思ったことでしょう。
もうそろそろ映画でファンの心をスカッとさせて欲しいと。
사이다같은 연기와 작품으로 팬들 마음을 뻥 뚫어주시길.....

(そういえばこの旧正月、1千万映画がまた誕生しましたね。
コメディでリュ・スンリョンさん主演「극한직업極限職業」超面白そう
ミョンミンさん出たらメチャうまそうなのになあ・・・・)

だからやはり映画は作品だと。
キャラクターを見るのではなく作品を見てくれと
私はシロートだけど観客の立場で言います、って(笑)
書いちゃいました。
ミョンミンさん
悪く思わないでね~
心から愛情で言ってるんだよ~

ということで初心に返り
2010年2月14日にあげた時の不良家族オ・ダルゴンさんの写真を
今回もアップしてみました。

オダルゴンシ
おぅ?なんだとぉ?

김명민 キム・ミョンミン

はんあり10年目突入企画その1☆思い出巡り☆水のある人

李舜臣将軍3

2010年の3月は「李舜臣祭り」もさらに盛り上がり、
「チャングン中毒患者の会」なるものまで発足してました^^;;
そういえば毎日チャング~ンって叫んでたなあ・・・

そしてこのインタビューは特に印象に残ってました。
Part2の方にあるこの部分。
火は情熱だし水は深さかな?私の場合には二つが一緒にある。私の中で何かが起き上がれば、火のように勢いよく噴出してくる。そしてある瞬間一度にすぱっと消える。直接的でずっと残っていない。
それでも一番底にはやわらかい水が流れているように思う。

すばらしい自己分析。
ではではインタビュー記事再掲です・・・

오직 나만의 이순신을 만나게된다.
ただ、自分の中のイ・スンシンと向かい合う。
2004.8 KBSジャーナル

キム・ミョンミン。 彼は名前のように明敏だったり、すばしっこくはない。あるものだけを引き出して
「これが私です。」と言うのが、キム・ミョンミンだ。
彼のすべてを暴いてやろうという欲。単純明快な彼に、それは最初から無駄な考えだったのかもしれない。

文:パク・ソンヒ(小説家)


PART1 나 이상도 이하도 없다.
「僕は、それ以上でも以下でもない。」

記者:はじめ李舜臣役の話が来たとき、「考えてみる。」と答えを引き延ばしたと聞いた。
いったいどうして?ものすごい役柄に対して自信がなかったのか?

ミョンミン:部分的には当たっている。何もわからないまま一度会おうと監督の電話をもらって出かけた。すでに心を決めていたイ・ソンジュ監督はいきなり「やってみる気はあるか?」という言葉を投げかけたが、私は本当に当惑した。
あなたもわかっているだろう?どれだけ錚々たる名前がタイトルロールに上がっては消えて行ったか。自信があるないと考える暇がなかったのだろう。それで3日の猶予をくれと言ったが、妻が出産するためにそれもすっかり忘れてしまった。
(その時息子が生まれた)また、監督が電話をくださり、心の中で「バカな奴!」と叫びながら無性に腹立たしかった。

記者:李舜臣としてあなたを選んだ監督の考えは?

ミョンミン:分からない。何かがあってキャスティングしたんだろう。それ以上は考えないことにした。監督は理由があって私はその理由を知らず、それだけだ。ドラマが終わる頃には分かる様になるのではないか。

記者:俳優キム・ミョンミンは大衆を圧倒するカリスマの所有者ではない。聖雄李舜臣のイメージを歪曲させたり弱くさせるかもしれないと思うのだが。

ミョンミン:いろいろな意見があるのは知っている。(当然そうだろう。)結果で話そう。どんな姿の李舜臣が出てくるかは、私自信も分からない。ただ、李舜臣の中に入っていくため、最善を尽くすだけだ。李舜臣が私に似ていないと言うのは、二人の人物の固定化されたイメージを無理やり重ねようとするからだ。「不滅~」で見せようとする李舜臣は英雄の姿としてステレオタイプ化された李舜臣ではなく、人間李舜臣だ。私は普遍性と特殊性がバランスよく調合され
た私だけの李舜臣を表現したい。

記者:最初、李舜臣と自分の距離がどれくらいで、今はその距離がどのくらいまで縮まったか。

ミョンミン:最初はどこがスタートで、中間で、ゴールなのか分からないほど遥かに遠いところに居た。鎧の中の李舜臣の深みは計り知れなかった。さらに時代劇は経験がなく、見当がつかなかった。原作を繰り返し読んで、やっとの思いで、一歩ずつ歩き出した。感情がこみ上げてきて、涙を流しながら、人間李舜臣が少しずつ見え始めた。まだ遠いけれど、私が行けば行くだけ李舜臣が大股で近づいてくると感じるようになる。

記者:キム・ミョンミンの中で人間李舜臣をどれだけ引き出すことができると思うか?

ミョンミン:100%の李舜臣になることはできないが、10分の1?それぐらいでも創り出そうとすれば、あの方に迷惑がかからないのではないかと思う。ただ、私は自分自身を疑うことはない。撮影現場では私が李舜臣で、私が表現する李舜臣が正解だと思って演技をする。演技は視聴者をだまし自分までもだます作業だ。自分を疑えばすぐにバレる。それに視聴者たちはごまかせない。

記者:撮影に入ったとき監督はあなたの演技に満足したか?

ミョンミン:はじめは監督が考える李舜臣を理解して、それに合わせようと努力した。私が考える李舜臣と監督が考える李舜臣を合わせるのが大変でもどかしかった。監督の考えを理解できなかったので。そうしているうちに分かるようになった。彼が私の演技を尊重してくれて、私の姿から李舜臣のまた違う像を描いて行こうとして。それで今はもう監督が私を評価しなくても焦らない。

記者:チェ・ジェソン、イ・ジェリョンなど大河歴史ドラマに遜色ない先輩たちと演技することがプレッシャーにならないか?

ミョンミン:どっちにしろ私は李舜臣将軍だ。人物がもともと大きいためにその人物から力をもらうことができる。またすべてのことが私を中心に回っているし、すべての人が私を応援してくれている。大先輩との演技がプレッシャーにならないわけではないが、李舜臣の衣装を身につけるプレッシャーに比べれば何でもない。

記者:ドラマでの内面演技は小説の内面描写より遥かに難しいのではないか。

ミョンミン:小説のもっとも恐ろしい点は、想像することができるということだ。どんなに演技がうまくても、想像があふれ出る筆先の繊細な動きに追いつくことはできないだろう。私がどんなに細かく演技をしても視聴者が想像した李舜臣でなければ期待と食い違うことになってしまう。しかしドラマでは想像を満たすいくつかの要素がある。他の演技者との呼吸と技術的な部分と言うか。

記者:聖雄李舜臣が厚塗りされたものであるならば、苦悩する人間 李舜臣も厚塗りできると思うのだが。

ミョンミン:ハングルを習うようになれば、(必ず)接する人物が李舜臣だ。李舜臣を知らない人はいない。問題はほとんど大部分、李舜臣の表面だけを見ているということだ。「不滅の李舜臣」は表面ではない内面の李舜臣を探ろうとする。だからといって足したり削ったりする意図はない。そのような意味で今回のドラマは相当重要な作業であるはずだ。李舜臣の人間化されたイメージを表現しようと努力しない、ということだ。ただ、私が理解する李舜臣に忠実なだけだ。

翻訳:SAMTA 2010.3.7


Part2は下にたたみました。

김명민 キム・ミョンミン

はんあり10年目突入企画その1☆思い出巡り☆李舜臣祭り♪

李舜臣将軍1

ログを始めた当時、まさにKNTVで「不滅の李舜臣」が放送中でした。
2010年2月は「李舜臣祭り」を絶賛展開した時期でもありますね。
なつかしい~

遡って読んでいるとすっかり忘れていたあれやこれやを思いだします。
ブログって日記なんだなあ~
日記はいつも三日坊主で終わってしまうんだけど
こういう風に好きなこと夢中なことをテーマにすれば
10年続けることも可能だと、改めて思いました。

「不滅の李舜臣」演出のイ・ソンジュ氏の放送終了後のメッセージと、ドラマの企画意図訳をリンクします
2007.5.25「不滅の李舜臣」演出イ・ソンジュです。

2004.9.4 「21世紀 なぜ李舜臣なのか?」

そして電撃キャスティング後のミョンミンさんインタビューです。
李舜臣将軍2

2004.4.23 「肩越しにむせび泣く人間李舜臣、期待してください。」

1994年のある日、ソウル南山のふもと、ソウル芸術専門大学内ドラマセンター。
演劇科学生たちのワークショップ公演でアメリカ現代戯曲の巨匠、アーサー・ミラーの「試練」(日本でのタイトルは「るつぼ」)公演の真っ最中だ。
原題「The Crucible」のこの作品は17世紀後半、アメリカ マサチューセッツ州のセイレムという村で繰り広げられた魔女狩りを題材に、集団の非人間的狂気とその中に身をおいた人間の良心と信念の葛藤を描いた作品であり、この大学の演劇科の主な演目のひとつだ。
主人公はジョン・プロクターという人物で、演劇科内部でもこの役を手にしようと毎回競争が熾烈だ。
以前公演の時は90学番 アン・ジェウクがこの役を引き受けたこともあった。
4幕が進行される中、舞台にあがったジョン・プロクターが絶叫する。
「私の名前もなく、どうやって生きることができるのですか!?私はあなたに私の魂を差し上げました。名前だけは私に残してください!」
粗っぽいが、まるで李舜臣将軍が国が危機に陥った際にも、絶えず自分をけん制した宣祖と一部臣下たちに投げつけたセリフのようだ。

ところで、94年当時、このセリフを投げたジョン・プロクター役を引き受けたのがまさに復学生(兵役を終えて戻った学生)キム・ミョンミンであり、彼が再び韓国放送ドラマ「不滅の李舜臣」で主人公李舜臣役を引き受けることはこうやって見ると偶然ではない。しかしキム・ミョンミン(32)は出演オファーを受けて初めは「信じられなかった」と言った。

彼は「電話で話している時、手足が震えるんですよ。私にはそれまで何ひとつ特別なものもないのに、私の何を見てこのようにされるのかと思いました。」と語った。
去る20日午後、京畿道コヤン市タニョン洞にある自分の家のそばにあるコーヒーショップで会ったキム・ミョンミンは爽やかな春の日差しによく似合う浅いベージュのシャツ姿で現れた。

実際先週李舜臣役にキム・ミョンミンがキャスティングされたという話を初めて知るようになった時放送界の反応は「意外」というものだった。
慣例的な考えでは、キム・ミョンミンという俳優の「ネームバリュー」と「聖雄」李舜臣のそれの間には隔たりがあったためだ。
しかし制作陣は先週終わったドラマ「花よりも美しく」で恋人に対する愛と恋人の兄を殺してしまった罪悪感の間でさまよい葛藤したチャン・インチョル役であるキム・ミョンミンの印象的な演技から、今回作ろうとしている李舜臣の姿を発見した。
「不滅の李舜臣」は、豪胆で気概あふれる英雄という定形化された李舜臣よりも、苦悩する人間李舜臣にスポットライトを当てているためだ。
しかし、彼の外観は決して弱く見えない。下あごがよく発達した彼の顔を見ると、男性らしい強さが現れている。ひげを蓄え、鎧を着れば、「李舜臣将軍」らしい風貌があふれてくるような予感がする。

それでもキム・ミョンミンは「花よりも・・」で自分の演技が満足ではなかったと言いう。
彼は「私がお見せしたものが何もないようで最後まで(物足りなくて)飢えていたようです。最後の日まで自信がなかったです」と正直に語った。

彼に6回分まで出た台本の中で一番印象的な場面を紹介してくれとお願いした。内容を公開するのに躊躇した彼は、「将軍たちを前に自分の威厳を少しも揺るがすことのない強さで話をした後、振り返って淋しげに膝まづいて肩を揺らしてむせび泣く姿が一番ぐっときます。」と語った。

記者:李舜臣将軍はどんな方だと思いますか?
ミョンミン:ものすごく辛い人生を生きた方です。自分に向けられた王様の刀と敵の刀、このような2つの刀の間で、決断するたびに内面の純潔さから来る強さでそれらをはねつけた方でしょう。
時には人間の弱さを見せる姿に愛着が湧く部分があるのではないかと思います。まだよくわからないです。考えが未熟であっても、ずっと李舜臣将軍の心情を自分のものにしていかなければならないんですが。それが一番心配です。10分の1でも表現することができればありがたいと思います。本当に。

初めて時代劇の演技に挑戦するキム・ミョンミンは主に京畿道、ポジョンにある馬場で乗馬を習う一方、アクションスクールで剣術を習っている。
また、家でも時間があれば、このドラマの原作であるキム・フン氏の「刀の歌」とキム・タクファン氏の「不滅」を読んでいる。
それで最近息子を産んだばかりの夫人イ・ギョンミさんの不満が並大抵ではないと言う。

キム・ミョンミンは「家に帰ると疲れてバタンキューです。それよりも、人間自体が明るくないんですよ。李舜臣のことだけを考えていると、明るくふるまえないんです。露梁(ノリャン)海戦最後の場面を思いながら、ここ数日でストレスがたまりました。
それで昨日は、妻に気を使ってやれず申し訳ないが、作品に没頭できるよう助けてくれとお願いしました。」ときまり悪そうに言った。

そうして、この日初めての撮影をしたのだが、あまりにもうまくやろうという思いが最後まで自分を悩ませたと言い、「プレッシャーが大きい作品ほど欲を張るなという言葉が合っているようだ。」と告白する彼の姿にはむしろ闘志も一緒に見えてきた。

キム・ミョンミンは「このドラマが戦闘物時代劇ですが、李舜臣将軍を決して定形化した人物に描かないもの」としながら、「歴史をゆがめない範囲で、最大限人間味あふれる李舜臣として(視聴者の皆さんに)近くでお会いできると思います(それが)私が表現したいところです。」と語った。

10年ぶりに戻ってきた稀代の主演の椅子を今回キム・ミョンミンはどのように消化するだろうか。
光復節(1945年8月15日韓国が日本の植民統治から解放されたことを記念する日)の前日である8月14日初放映を送り出すこのドラマで描かれる李舜臣はどんな姿なのか、彼とのインタビューを終えながらますます気がかりになった。

チョン・ジョンフィ記者@ハンギョレ新聞


注)初放映が8月14日とありますが、実際には海戦シーンの撮影が天候などの影響で遅れ、
9月4日放映開始となったようです。

翻訳:2010.2.20 SAMTA

過去記事の中で「キム・ミョンミンさんが私の向学心に火を点けた」と自分で書いているのを発見。
自分で書いたのに忘れてます。
向学心・・・そうだったんだ(笑)
このころはいろんなブロガーさんともやりとりが増えて、
ファンの皆さんとのつながりが増えていった時期です☆

김명민 キム・ミョンミン

はんあり10年目突入記念企画☆その1☆

ミョンミン結婚縮小


10年目突入して、初めのころはどんな記事書いてたのかなと
過去の記事を覗いてみたんですが。
そうでした。
そうでした。
ブログ開設当時、サランハギに保存されていた昔のインタビュー記事を
片っ端から持ってきては訳していたんですねえ。
思い出した~(笑)
すべてが新鮮でしたよ。
若い頃のミョンミンさんかわいくて。
ほんとに真面目なよき旦那様

ということで、10年目突入記念企画その1と題し(オーバー)
これまでのブログを振り返ってみようかと思います。
っていうか、ネタの再利用(笑)

ミョンミンさんも忘れてるだろうな。
「家庭的でぞっとするほど演技が上手い役者」
普通はぞっとするほど演技が上手いと私生活もかなりのワルなんですよ~
芸の肥やしとかいってね。
だからこのフレーズ、ミョンミンさんらしい(笑)


お金のために演技しない、という俳優 キム・ミョンミン  Queen 2004年2月号
밥벌이를 위한 연기는 하지 않겠다는 배우 김명민

「家庭的でありながらぞっとするほど
演技の上手い俳優として生き残りたいです。」


「何よりも誠実なのが気に入りました。
いろいろな表情を持っていて、男性俳優の必須要件である健康美など俳優の要件を取りそろえて、
結婚しているためか(役に)接近する方法が真摯なのが良いですね。」
作家ノ・ヒギョンがキム・ミョンミンを「花よりも美しく」にキャスティングしながらの言葉だ。
作家の意図によって劇中、裕福な家庭の資産家チャン・インチョル役に扮した彼。
華やかなキャスティングで見せるドラマではないが、放映初期ドラマが良い反応を受けているのを見ると
作家の意図が的中したようだ。
知っている人ならだれもが認め、尋常ではない演技力の所有者であるこの俳優をおいて、
人々は身振りや顔つきが本当に整っていると言う。
それで「まじめな男」というニックネームを貰ったりもした。
しかし少しだけ周りを気をつけて見ると多様な印象を与える顔だ。
がっしりしたあごのラインが与える強さ、目の周りの柔らかい曲線が作り出す軟らかく知的な感じ。
目元もまた見つめる視線によって違う印象を与える。
彼は「千の顔」と言っても恥ずかしくない、数少ない俳優だ。

劇中人物として視聴者を上手にだますのが良い演技者

多様な色を持った彼が正月を1週間前にしたある夕方、スタジオに現れた。
前の日ハン・ゴウンと遅くまで撮影をして、この日は撮影がないと言った。
しばらくの間彼の顔を見ることができなかったので、「久しぶり」と言ったら、
彼は3年ぶりにTVに出るのだと言った。
せっせと撮影したが、状況が思うように行かず、
本意ではなく活動を休んだようにみえるほど、この2年は運がなかったと言った。
貪欲で負けず嫌いの彼がもどかしいと感じるほどにこの2年は仕事がうまくいかなかった。
撮影真っ盛りだった映画が制作費の問題で途中、中断する状態となり、
公開した映画は興行成績がそれほど芳しくなかった。

それでも「それほど気にしない」という彼は今年にかける期待が大きい。
来る3月映画「選手カラサデ」で詐欺師役として観客にお目にかかる予定であり
放送中の「花よりも美しく」で視聴者たちの反応が良い。
ナイスバディが女性視聴者達にアピールしているみたいだと言うと、彼はそういう反応は気分が良くないと言った。
「2000年“お熱いのがお好き”の時はそのような声を聞いても嬉しかったです。
(当時)4年の無名時代を終えて出てきたら見せるものがなかったんですよ。
勝負をかけるのに体以外に何があります?(笑)
今は少し違います。身体がいいという声を聞くと見境なく喜ぶという年齢ではないようですし。
それは喜ばしいことではないです。演技がうまいという声なら分からないけど」

彼は自分の望みと関係なく撮影で脱ぐ場合が多いと不満げだ。
電話を取るにも半ズボンを脱ぎながら取り、半ズボンを着ながらまた電話を取って。
ただ電話だけとればいいのではないかと彼は監督に迫ったりもした。
身体ではなくても見せるものが多いのにそれが残念なようだった。
彼は身体より演技で観客に近寄りたいということをしきりに言った。
演技で評価を受けたいという演技者は彼だけではない。
しかし彼の希望は他の演技者たちに比べ切実だと思うほどだった。
彼は良い演技者になるのだという激しいまでの気持ちを表した。
「人それぞれ違いますが、私の場合良い演技者は視聴者たちに対する吸引力があってこそだと思います。
自然人としての自分を捨てて劇中人物の服に着替えて、視聴者たちをどれだけ上手くだますのかが要ですよね。
劇中人物ではない実際の演技者の名前で記憶されたら演技に問題があるんですよ。」

八色鳥という鳥がいる。7色の羽をもったこの鳥は見る角度によって違う色に見える。
演技者は七色八色鳥になってこそだという彼の思いだ。簡単だと言えば簡単だし、難しいと言えば難しいことだ。
自分の中にある多様な性質を引っ張り出して配役に合わせること。それがうまい演技だ。

演技でお金を稼いでこいと一度も言わない一つ年上の妻

彼はその間自分が持った多様な性質を配役で消化しきった。
その中で現在撮影中の「花よりも美しく」のチャン・インチョルは純粋だがシニカルな面が実際自分と似ている。
30~40%程度似た面を持っていて今まで引き受けた配役の中では一番親近感がある。
実際彼は楽天的でありながら多血質(熱しやすく冷めやすい)だが怒ってもすぐに治まる方だ。
狂ったように鬱憤を晴らすように怒る時、酒、たばこが出来ない彼は運動を通して怒りを治める。
長い無名生活を味わったことも、ここ数年何年か手に負えなかった時期を我慢したことも、
運動をしていなかったら辛かったことだ。
山に登り、運動をして肉体が疲れれば精神は休息を取れるという要領を彼は悟っていた。
4年の無名生活とまた何年かの不運を味わった後、認められる俳優としての兆しが訪れるまで
彼は演技とは「お金になってはだめだ」という鉄則を維持しながら生きている。
たまに演技をお金稼ぎと結び付ける先輩たちの姿に眉をひそめることもあった。
「お金稼ぎで演技をしたら今よりは遥かにたくさんの作品をしていたでしょう。
ドラマや映画オファーがたくさん入ってきましたからね。
ですが満足できない作品には出演できないと思いました。その時そのように思ったんです。
信念を持って演技をしていれは名誉や人気、お金が付いてくるとね。
お金を追いかけたら、結局何もつかむことができないと思います。」

演技を金稼ぎとして考えてはだめだという鉄則を守る時は妻の助も受けた。
万が一あれこれ向う見ずに出演しお金だけたくさん稼いできてという妻だったらどうなったんだろう?
考えてみてもいやなことだ。幸い妻は演技してお金を稼いでこいとは一度も言わない人だ。
ひとつ年上の妻は長い間友達として付き合って結婚したからか、彼の仕事を尊重してくれている。
お互いの仕事を尊重することは妻も同じだ。
お金稼ぎに関する限り、彼よりも一つ上の妻は結婚後もずっと自分の仕事をしてきた。
日本での留学生活を終えて専攻を活かしブランド品ショップも運営し貿易業もしてきた妻は
一度も仕事を辞めたことがない。現在は家の近所でジャズダンス教室を開いている。

「ジャズダンスを始めたのは私が最初でした。大学に通っている時からジャズダンスをしていたんですよ。
演技する人にとってはジャズダンスがいいのです。身体も柔らかくなるし。
ジャズダンスをすると言ったら最初は男のくせにジャズダンスなんてと言った妻は
私が教室をやめた後にもずっと通うと、ある日家の近くでジャズダンス教室をしたらうまくやれると言うんですよ。
今も教室を開いていますがうまくやっていると思います。」

3月出産予定の第1子 へその緒を自ら切るのが願い。

妊娠した今も教室に出る妻にすまないと思う時もある。
申し訳ないのは今に始まったことではない。新婚当初を思い起こせば、彼はただひとつ妻に申し訳なくなる。
結婚した翌年は偶然地方の撮影が多く、長いと1カ月以上家を空ける時があった。
その時も妻は一度もすねることがなかった。愚痴をこぼしたこともない。
万が一その時妻の不平があったら演技を続けるのが辛かっただろうと彼は自慢げに語った。
夫婦とはお互い与えるほど貰い、貰うほど与えると言った。彼ら夫婦がそのようだ。
規則的ではない演技者の生活を認めてくれる妻に対するありがたい気持ちに彼は
休みの日であればいつも妻と一緒に過ごす。外出するのも妻と一緒だ。
妻にぞっこんの彼は「花よりも美しく」の撮影がまっさかりだが、
妻が出産のため病院に入院したという連絡を受けたらどうするのか、という意地悪な質問を投げた。
「私の願いは僕らの子供のへその緒を自分の手で切ることなんです。
放送に大きな支障がなければすぐ病院に駆けつけないとね。
一緒に作業しているスタッフたちが皆良い方たちなんですが、赤ん坊が生まれるとなったら、
みんな早く行けと背中を押してくれるでしょう。たぶん」.

演技に対する話を交わす時と違い、家庭の話が出てると彼は硬かった筋肉が多少解けるようだ。
ぶつからない範囲内で家庭と仕事の間に適切な調律が必要だとういうことを彼はよく知っていた。
たまに家庭をちゃんと守ることができない演技者もいるが、彼はそのような演技者とはかけ離れている。
彼は仕事と家庭の中であえて比重を置くとしたら、家庭を選ぶことだろう。
家族の幸せより重要な価値はない。仕事も彼の幸せを邪魔しない範囲内でやる考えだ。
もちろん仕事に忠実ではないという意味ではない。

彼はそのような点でローレンス・オリビエのような俳優をモデルとして考える。
家庭的な俳優で無名だったロレンスは、それにも関らず
どん底人生など多様な配役をすばらしく消化し代表的な優れた俳優だ。
演技のため多様な経験が必要だということに同意はするが、
実際に退廃的だったり非常識的な行動をする必要はない。豊かな想像力と感性だけでも可能なようだ。
タクシー運転手役を引き受けたら1カ月ほどタクシー運転手として仕事をして、
刑事役を引き受ければ3,4カ月警察署に出勤して雰囲気に慣れるほどに配役の消化は可能だというのが彼の持論だ。
俳優として彼はずっと後になって私たちの時代にあのような俳優がいたんだなあという評価を受けたいと言う。
自分の演技を見れば不満だらけだが、その不満のためにまたカメラの前に立つという俳優キム・ミョンミン
自分の演技が100%満足という日が演技を辞める日だという貪欲な彼の次の作品が待たれる。


翻訳:SAMTA 2010.2.6

김명민 キム・ミョンミン

「はんあり」本日10年目に突入♪

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出会ったころのミョンミンさん♡唇がカワイイ

うなんですよ。
2010年1月30日にスタートしたこのブログ「はんあり」も10年目に突入しました。
長いようであっと言う間。
いろんなことがあったよな~(遠い目)
約10年の間にミョンミンさんもすっかり貫禄がついて^^
私はあちこちすっかり贅肉がついて^^;;;

あ、でもミョン活のお陰で韓国語能力検定は6級まで到達しました。
でも、まだまだです。
ほんとに。
まだまだですわ・・・・

そんなことでですね。
来年が10周年なわけですよ。このブログ。
世の中すっかりSNSの時代でブログなんてやってる人も
だいぶ少なくなってきたんじゃないかな~と思うのですが
インタビューを訳してファンの皆さんと共有したい
という気持は昔も今も変わりません。
ブレずにコツコツ続けていきたいと思ってます。ハイ。

ころで
皆さんのミョン活の一番の思い出はなんですか?
やっぱり福岡ロケお出迎え?
幻のファンミ事件?
日本ファンクラブ詐欺未遂?事件(*_*)
詐欺じゃないか(笑)

振り返ってみるといろいろあったんですね。

10周年に向かって何かしたいな~と思ってますが
何をしたいのか思いつきません。
とりあえず、最初のはんありご挨拶をこちらに持ってきました。
なんか懐かしい・・・(^^ゞ


2009年来嵌ってしまった韓国俳優キム・ミョンミンさん。
彼のカリスマあふれる演技と、演技に対する姿勢に触れ、たくさんの感動をもらって楽しい日々を過ごしています。
そして彼のことを知りたい一心で片っ端から翻訳してきた記事や、インタビューの数々。
ミョンミンさんの言葉の意味を知るにつれ、彼の人間味あふれる人柄や、表現力の豊かさを知り、一人占めにしているのはあまりにももったいない!と、ブログの中で紹介していこうと思い立ちました。(といってもブログ経験ゼロ。右も左もわかりましぇ~ん((+_+))

韓国語学習歴は約5年。っていうとすごく上手なように思われるかもしれませんが、さにあらず(^^ゞ
年月を重ねたわりにレベルは低いんです。。。。
しかもフルタイムで仕事をしているため、更新はものすごく遅いと思いますが、のんびり少しずつやっていけたらなあ、と思っています。

で、タイトルの「항아리 ハンアリ」の意味ですが。
韓国では白菜キムチを立冬前後に一斉にカメに漬けることを”김장”キムジャンといいますが、そのカメのことを
韓国語で「항아리 ハンアリ」と言います。
これから少しずつたまっていくであろう、キム・ミョンミンさんに関するインタビューや記事の翻訳をこの「かめ」(ブログ)に貯蔵しライブラリーとして楽しめたらなあ、と思っています。

え~、そういうわけで、更新はカメ(亀)のようにのろく(笑)コメントのお返事もいつできるかもわかりませんが、
長~い目で見てやってくださいませ。

앞으로도 잘 부탁합니다~~. 최선을 다해서 열심히 하겠습니다!
これからもよろしくお願いします。最善を尽くして頑張ります!


うむ。10年前のインタビューもはんありの中でかなり熟成されて
今読むとまたいい味が出るんじゃないかしら?
ね?